親切の連鎖

2014年7月、台湾へ出張中の日本人男性が脳幹出血で倒れた。
男性は帰国便の中で脳幹出血を起こし、一時は危険な状態に・・・男性は飛行機を降り、台湾の病院の集中治療室に入った。脳幹出血の男性を日本に移送するには多額の費用がかかるため、この男性の妻は台湾の人々に援助を求めた。
すると、とある台湾人の企業家が匿名で160万台湾ドルを寄付した。企業家はお金を寄付する際、「お金は返す必要ないので、余裕が出来たら別の人を助けるためにお金を使ってほしい」といったという。実はこの寄付した、企業家の男性は、5年前に日本でスキーをした時に頸椎を損傷して、長野の病院に運ばれた。その病院で手厚い看護を受け、いつかこの恩を報いたいという思いから、脳幹出血を起こした男性に寄付したのだという。企業家の男性がした、「親切の連鎖」。心温まるエピソードである。

飛び出し坊や

交差点などでよく見かける、飛び出し注意を喚起する男の子が飛び出してくる様子を模った看板「飛び出し坊や」。滋賀県生まれの交通安全キャラクターで、大手玩具メーカーがミニチュアを発売して全国的な人気になっている。

「飛び出し坊や」を最初に発案した看板業の久田工芸と玩具メーカーのタカラトミーアーツが製作した。カプセル入り玩具として8月に発売したところ、売り上げ上位を占める人気ぶりが続いているという。ミニチュア版は塗装が剥げかけた「劣化バージョン」や慌て過ぎてお尻が見えている「お尻見え」、立体型の「とび太くんストラップ」などの5種類。微妙に表情が違ったり、年季の入った看板をモチーフに可愛らしくおかしく表現している。

あの看板「飛び出し坊や」という名前だったのか。しかもちゃんとした交通安全キャラクターだったなんて。ちなみに元祖である0系には「飛出とび太」という正式名称がついているらしい。この飛び出し注意の看板、地域や年代によって様々で、デザイン違いや手作りのものもたくさんある。最近では人気キャラクターに似せたものも出回っているようだ。著作権的には大丈夫なのだろうか…。