青く光る湘南の海の正体は?

5月のゴールデンウィークあたりから、神奈川県湘南地方のあちこちの海岸で見られ、ブログやツイッターで目撃談が相次いだ「夜に青く光る海」。その正体を「えのすい」こと新江ノ島水族館が撮影したそうだ。小さなビー玉でも、密集したクラゲでもなく、青白く発光するその名はヤコウチュウ。植物性プランクトンの一種で大きさは1ミリほど。水温が20度を超えると増殖し、陸向きの風で海岸近くに大量に集まるのだそうだ。普段は赤みが目立つが、波が打ち寄せるなど刺激を受けると青白く発光し、夜が深まると青白さが際立って見える。現出するのは特殊効果を使った映画の一場面のような幻想的な世界だ。
とはいえ見られるかどうかは天候や環境次第。5月初め、片瀬海岸で撮影に成功した「えのすい」のスタッフ、山崎秀之さんは「夜もずっと青いわけではない。見られたり見られなかったり」と話しているという。この幻想的な光景は見られれば運がいい、ということだろうか。